絶滅危惧の機具 尺立てホルダー

投稿者: | 2020/09/19

ハイトゲージに取って代わられる

尺立てホルダー 大菱計器製作所 B-1型

そもそも、イケールやスコヤ、あるいは Vブロックと直尺を組合わせることで代替できていた。
これが無いと仕事にならない。と言う代物ではなかった。
かく言う自分も専らハイトゲージを使っている。

多分、これが無くなっても困る人は多くはないはずのもの。
特に、300mmクラスの製品は、高機能、高精度でなければハイトゲージが安価に購入できてしまう。

近々生産中止を危惧される器具の一つである。

大菱計器製作所の尺立てホルダー(製造中止)

尺立てホルダー 大菱計器製作所 B-1型の背面

こちらは 25年ほど前に製造中止になった大菱計器製作所の尺立ててホルダー。
近所の金属加工屋さんから譲り受けたもの。新品同様である(汗

汎用の 300mm直尺が使えるタイプ。
直尺を取付ける際は、ベース面と直角になるよう、ガタが無いよう計 4本ものネジを締めこむ必要がある。
ガイドプレートが 250mm程度あり、取付ける直尺に多少のしなりがあっても取り付けられ、それなりの高い精度を維持できる。

さらに、ガイドレールとガイドプレートもネジによりしっかりとネジで固定される。ガタなど一切無い。

コンパクトタイプ。理研計測器製作所の尺立てホルダー

尺立てホルダー B-1型の高さ調整機構と専用スケール

上の大菱計器製作所製の尺立てホルダーに比べると非常にコンパクト。こちらは、理研計測器製作所の製品。こちらも生産完了品。

取り付けられている直尺は専用のもので、ガイドプレートが短くて済むよう 3mmと厚く作られ、強度を保っている。
軽くコンパクトでとても使いやすい。

なお、現在入手可能な尺立てホルダーは、自分の知る限り新潟理研測範の製品だけである。

丈夫故に廃棄できない

尺立てホルダーとトースカン

尺立てホルダーの一般的な使い方は、トースカンの高さ調整。

トースカンもそうだが、こちらの尺立てホルダーも異常に堅牢で、多分錆びて朽ち果てるまで使えてしまう。

ハイトゲージは何度か買い換えたが、こちらはそれが無い。

ハイトゲージの予備として、とても貢献してくれている。
ただし、予備なので実際に使う事は滅多にないのだが……




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