長年使っていた東プレのキーボード(REALFORCE)が・・・
長年使っていた東プレのキーボード(REALFORCE)がお亡くなりになった。原因はいつものコーヒー溢し。最低でも半年に一度はやらかす。大抵は分解して水で薄めたメタノールで洗浄してあげれば復活したのだが、今回は生き返ってくれなかった。
適度なストロークと、キー過重が絶妙で大変気に入って使っていた。
身近なキータッチとしては、もう少し重たいと思われるものの、銀行のATMに設置されている暗証番号 4桁を入力するテンキーのタッチが近い。時々富士通製のテンキーの場合もあるので気を付けましょう。ただ、そちらも良いのだ。
東プレのキーボード(REALFORCE)のライバル2点
こちらはダイヤテック(FILCO)の Majestouch(マジェスタッチ)と富士通のキーボード Libertouch(リベルタッチ)。一番後ろの品は後述。
Majestouchは CHERRY社のMXスイッチ赤軸駆動のメカニカルキーボード。CHERRY社のMXスイッチはキーボードメーカーに単品で販売され、世界中で使われている。以前は、CHERRY社製のキーボードそのものが販売されていた時期もあったが、最近は見かけない。今日本国内で入手可能なのは、FALCOやオウルテック等で組み込まれたもののみとなってしまったのか。
キータッチ音はカタカタとか、コツコツではなく、若干シャがはいる、変な表現だが、カシャタと聞こえる。ストローク、キー過重共に悪くない。若干ながら、REALFORCEや Libertouchに比較すると、キーを押し込んだときに各部品の寸法の甘さ故のブレを感じる。Majestouchのこのキーボードは実は三代目。某社KVM切替器との相性が悪かったらしく、基板がよく壊れた。切替器との組み合わせが悪いと気づき、単独で使い出したらすこぶる調子が良く、今でもサブ機用に使っている。
Libertouchのキータッチは REALFORCEに近い。じつは、このキーボードはメンブレン式。メンブレン式は安価なキーボードにも採用されている方式。静電容量式を採用する REALFORCEとは根本的な部分が異なる。接点があるのだ。ただし、絶妙なキータッチを実現する構造は、この接点があるか無いかの部分ではなく、その上に乗っているメカニカルな部分。Libertouchは巨大なラバーゴムとスプリングの二つを使ってそれを実現している。ラバーゴムは数種類別売りされていて、交換することによりキータッチの重さ変更できる。
当然、キータッチに関して東プレの REALFORCEとよく比較される。甲乙付けがたいタッチでありながら、最終的に評価が低めになるのは、安価なキーボードにも採用されているメンブレン式だから。メンブレン=安物 なる式が公知の事実となってしまっているためだ。使ってみると、大変良いキーボード。業務用にも使われ、信頼性のある品で、自分は、もっと評価されても良い製品だと思っている。以前は2万円前後で販売されていたが、最近は急激に価格が下がってきており、お買い得である。気持ち良く打てるキーボード。
安全第一。東プレ REALFORCEの代替に選んだのはこちら
コンピュータの構成は、CPUとメモリ、そしてI/Oと学校で習った記憶がある。I/Oとはすなわち、入力と出力で、キーボードやマウス、それとディスプレあるいはプリンターがそれだ。重要な入力機器に当たるキーボードも、それなりに拘りを持って選んで使ってきたつもりである。
けどな、そこにコーヒーを溢しちゃいかんよ。全然なっとらんよ。液体モノは 3秒ルール適用外。
少し反省。しばらく自重しようかと思っている。そんな今の自分に最も似合っているキーボードがこれ。iBUFFALOの「水洗いできる有線キーボード」
ちょっとキータッチはあれだけど、抜群の安心感。
ちょっとキータッチはあれだけど、遠慮無くビールやコーヒーが飲める。
「ちょっとキータッチはあれだけど」と何度も繰り返し、失礼なモノ言いする奴だな。などと言われそうだが、メーカーもわかっている事なので大丈夫。決してキータッチを追求した製品では無く、自分のようなマヌケな人向けに製品化してくれているのだ。それも安価に。素直に有り難いと思う。
でも、これが商品化されていて、そこそこ売れてるってことは、それなりの需要があるってことなわけで、自分のような・・・(ry