ISK-110は、このサイトで良く登場するITXケース。ケース内部にDC-DC基盤が最初から据え付けられ、90WのACアダプタまで付属してくる。DC-DC基盤が付属したACアダプタを単品で購入すると最低でも5000円はする為、ある意味とてもお買い得。
ところが、最近購入したISK-110に付属するACアダプタが変更されていることに気付いた。ケース内部のDC-DC基盤は同じものであるものの、ACアダプタが以前より小型化されている。
容量が同じ90Wなので、これはこれで良い傾向であるとも言えるが、実は、電源効率は過去のアダプタの方が良いのである。製品銘板に記載されている基本仕様は全く同じ。
新 型 | 旧 型 | |
メーカー | ACBEL POLYTECH.INC | DELTA ELECTRONICS.INC |
INPUT | 100-240 V 1.5A 50-60 Hz | 100-240 V 1.5A 50-60 Hz |
OUTPUT | 19 V 4.74 A | 19 V 4.74 A |
今朝方(平成25年6月2日(日))、新型CPUであるHaswellの消費電力計測時に比較したところ、新型ACアダプタだとアイドル時消費電力が15W、旧型ACアダプタを用いたところ、14Wであった。(共にワットチェッカー読み)
さらに、OCCTで負荷を掛けたときの最大消費電力は、新型ACアダプタで74W、旧型ACアダプタだと70Wであった。
もちろん小型化は非常にありがたいのだが、電源としての肝心な性能を落としてまで求めるものでは無いのではなかろうか?プンップンッ!
とは言え、こんなことでイチャモンを付けるのはごく一部の人であり、実際のところ気にするような変更ではない。