抜け止めコンセントへの切り替えの勧め(明工社OA用接地タップ)

投稿者: | 2015/07/07

不意なコンセント抜けと接触不良の防止に役立つ

明工社OAタップPCや TVの周辺は、電源ケーブル、AVケーブル、ネットワークケーブル、スピーカーケーブル、アンテナケーブルなどなど・・・、世の中配線ケーブルで溢れてる。まさにスパゲティ状態。いつも使っている机の下などは、有に50cm四方のダンボール一杯分位はあろうかと思われる量のケーブル類が這いまわっている。

年末の大掃除の際、一応は全ての機器の電源を切って、ケーブルを束ね直してそれなりに綺麗にまとめあげるのだが、1~2カ月もすると元のスパゲティ状態になる。

そして、このスパゲティ状態にある中でさらに配線替えを行ってる最中に起こる事件が、電源コンセント抜け。機器の電源を切って行えばよいものの、面倒くさがりな自分はついつい電源を投入したまま作業してしまう。一応縺れた釣り糸を丁寧に解くがごとく作業しているつもりなのだが、なぜかやってしまう。NASやサーバーの電源が切れようものなら、さあ、大変。電源を再投入するやいなや、RAIDのリビルドが始まります。その間アクセス不能。HDD容量の大きな装置は、終わるまでに半日、もしくは丸一日掛ります。結構つらいです。

そこで最近は、各部屋にあるコンセントタップを抜け止め機構付きの OAタップに切り替えてる。相変わらずのスパゲティ状態ではあるが、確実に電源断の事故は無くなった。

写真は、明工社製の OAタップ。一般にはあまり聞きなれないメーカーだけど、病院内とか、一部のオーディオマニアさん達に良く使われている。(多分、低ノイズ用途)と言う高級なコンセントなども製造しているメーカー。まあ、写真はそんな高級品ではないのだが、、

プラグを差し込んでロックさせる際のカチカチ感や、何より付属するケーブルが太いのに驚く。そしてケーブルのしなやかさにも。まあ、見て、触れて、悪い製品で無いことがすぐわかる代物。

明工社OAタップ背面には磁石が装着されている。OAタップの中には、装着されていない製品やオプション扱いとなる製品もある。標準装備はうれしい。

明工社のOAタップがお気に入り

明工社OAタップ磁石もタップサイズに合わせて装着個数を変えている。当然重たい 6口は多く、4口はそれなり。充分以上。

明工社OAタップ必要かどうかは別にして、通電時は一応オレンジ色のネオンランプが点灯する。LED程ではないがそこそこ寿命も長い。

Made in Chinaではあるが、作りはしっかりしている。価格は一般に売られている製品と同等もしくは少し高いか。でも良い製品。真面目な企業なのであろう。

開閉回数が少ないことに注意

ここまで書いしまうと、抜け止めコンセントの利用にはデメリットが無いのではと思われそうなので、一応注意事項をば。

実は、抜け止めコンセントの抜き差し回数がかなり制限されるのだ。JIS C 8303によれば、抜け止め機構の無い一般の 2極コンセントの抜き差し回数は、5000回。一方の抜け止め防止機構付きコンセントの場合、100回。

抜き差し回数が多いと予想される箇所への使用はお勧め出来ない。
例えば、掃除機のプラグを接続する箇所にはやはり通常のコンセントの使用をお勧めする。





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