真夜中にニキシー管をぼーっと眺めていると

投稿者: | 2022/11/05

50年前のレトロな計測器

タケダ理研 DIGIPET-60

1975年頃に発売されたタケダ理研工業製の周波数カウンタ DIGIPET-60。
もうすぐ50年が経とうとしている。天井裏を探索したら出てきた。何故か 2台も。
(親父はまだ生きているので遺品ではない)

ニキシー管

50年近く経っているのにまだ動く。
で、これを実際に計測器として使っているわけではない。もっぱら観賞用である。何と、表示部に今では入手が非常に難しいニキシー管が使われているのだ。

タケダ理研 DIGIPET-60ニキシー管電極

ネオンガスが封入された管の中に、0~9の数字を模した電極が刺し込まれていて、電圧を掛けることで電極周囲のネオンガスが橙赤色に発光する。

数字がほか数字の電極の影を映し出したり、前後に動く。見ていてなかなかに飽きない。

いつかは壊れそうなので、動画を残しておきたい

時々思い出しては、電源を入れてぼーっと眺めている。ただ、これがいつまで続けられるのかかわからない。
オリジナルなニキシー管や、ドライバ ICは入手困難で、ほぼ修理は不可能なのだ。

なので、映像を残しておくことにした。
本物でなくとも、何となく雰囲気を味わうことができる。

DIGIPET-60にオシレータを接続して、周波数ツマミを適当に動かしてみたのが上の動画。
更新間隔は 1.1秒。

こちらはやや斜めから撮影したもの。
斜めから撮ると、立体的な表示動作がよくわかる。

ピントは左から2桁目の数字の 7に合わせてある。

動作チェックとは名ばかりに、真夜中にほんの少しだけ電源を入れ鑑賞に浸る。見入ってしまう。




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