4倍レンズが欲しくてジャンクの照明拡大鏡ENV-B型を中古で購入
先日購入したオーツカ光学のLED式照明拡大鏡のレンズ倍率 ×4が欲しくて、ネットを物色していたら、ジャンク扱いの蛍光灯式照明拡大鏡 ENV-B型を見つけた。
ジャンク扱いな理由は、蛍光灯照明が点灯しっぱなしになること。電源ケーブルが短く切断されていること。の 2つ。
レンズは写真を見る限り傷は無く、本体が正常に動作せずとも交換レンズを新品で購入した場合に比べ 1/10以下の費用。
×4交換レンズ目的に購入してみた。
×2の1枚に対し、×4は2群2枚レンズ
右が ×4の交換レンズ。左が LED式照明拡大鏡購入品に付属していた ×2。
×4は レンズ枚数が 2枚となるため、ゴムリングの互換性は無い。
レンズの裏側を見ると、また手に取ってみると ×2との差が明確にわかる。
×4は重たく、何とレンズが 2枚なのだ。
と言うことで、当初の目的であった ×4交換レンズを格安で入手するに至った。
勿体ないので照明拡大鏡本体を修理
で、×4の交換レンズのみ使おうかと思っていたのだが、このまま捨て置くのは勿体ないほどに照明拡大鏡本体があまりにも綺麗。
ベースの裏側の蓋をあけて、中の基板の状態を確認してみると、ホコリが多少積もっているが損傷は認められない。
そもそも、電源 OFFにできないだけで、点灯もするし調光も出来るのだ。
怪しいのは、スイッチ付き可変抵抗器。
案の定、テスターを当ててみると OFF側にツマミを捻っても 導通を維持している。
容疑から確信に至ったところで、部品交換。
交換するのは、東京コスモス製のスイッチ付カーボンボリウム RV24YN ME 20S B504。接続されている 4本の線を切断し、新たにハンダ付けで終了。
ついでに電源ーコードも交換
前のオーナーさんが、AC電源コードを短く切断し、その先にコンセントプラグが取り付けられていた。
これはこれでアリかな。と何度も自身への説得を試みるも、やはり、これだけはねぇーよ。と説得に失敗。
素直に ACコードの交換を実施。
あ、もちろん使う環境によってはこのスタイルが最適解な場合もあるわけで、決して全否定しているわけではない。単に、自分の使う環境において、これだけはありえねーよ。と思っているだけだ。
機器内部の接続なので、絶縁被覆付閉端接続子が使える。
筐体の境界部分は、角型グロメットが手持ちに無かったので、タカチ電機工業のコードプロテクター CP-Y85Bを使用。
やや隙間が空くが、しっかりと止まる。
さらにパーツ交換
さらなるついでに、ツマミを交換。
可変抵抗器の軸径は大抵 6mm。こちらも例に漏れず。
今回、交換に要した部品はこちらの 3点。
秋葉原で合計 1,000円プラスαで揃うはず。
部品交換後に動作確認したが、一切の問題なく動作に限って言えば新品同様。
調光機能がすこぶる具合が良く、先に購入した LED式照明拡大鏡は予備器となってしまった。
外付け ACアダプタ仕様ではないし、色温度 昼白色 5,000K、演色評価数も Ra84と十分。まだまだ戦える。