充電は毎日の作業
スマートフォンやカメラのバッテリー、ノートパソコンやモバイルバッテリー、さらに様々なワイヤレス家電等々、電池の充電作業は日課となりつつある。
昔と違い、リチウムイオンバッテリーを搭載した機器は過充電防止はもとより、バッテリーを傷めない最適な状態で充電が行われる機能が付いていて、それほど気を使わなくとも良いと言われている。
心配無用と言うけれど、バッテリーの発熱や発火の事故は少なくなったとはいえ、今でも時々ニュースで耳にする。
やはり、充電装置が備える安全対策とは別にフェイルセーフは別途確保しておきたい。
過充電や切り忘れ防止に電源タイマーで時間管理
設定時間経過後に自動的に電源を遮断してくれる電源タイマー。単純にして明快な対策。
こちらはパナソニックのダイヤルタイマー(3時間形)。遮断までの時間をゼロから 3時間40分までの間で任意に設定できる。
本体には LEDランプもなく、待機電力はゼロである。
製品バリエーションは一次側コード付きと直結タイプの 2種で、色はそれぞれ白と黒が選べる。
設定した時間になると通電させるか、遮断するか二択
2次側コンセント部は、設定した時間になったら電源を遮断する動作と、設定時間経過後に電源が投入される動作の 2つのモードが差し込み箇所の位置で切り替えできる。
切り替えスイッチと違い、とてもわかりやすい。
忘れがちな周波数設定
使用する地域の 100V電源の周波数設定のための小さなツマミが本体背面にある。
ゼンマイで動作しているのか、はたまた同期モーターで駆動されているのかはわからないが、これを設定しておかないと実通電時間が想定より長くなったり短くなったりする。
実は取説をあまり読まない自分も設定し忘れ、しばらく 60Hzで動作させていた。(デフォルトは 60Hzの位置)
タイマーが必須な機器がある
こちらは東洋リビングのモバイルドライMD-3。ケースの中にシリカゲルが入っていて、水分を十分吸着し機能を果たさなくなった後に、組み込まれているヒーターで温め再利用ができる除湿ユニット。
ちなみに家では海苔の保管に使っている。カメラなどの精密機器の保管に使用している人もいる。
で、このユニットに封入されているシリカゲルは、必要以上に加熱時間を延ばすと、著しく寿命が縮まるのだ。
そこでこのタイマーの出番である。このタイマーを初めて購入する際のきっかけとなった。
必須と言ってよい。
除湿機能を復活させるには、用途に応じて通電時間は 1.5~4時間で、ここに紹介しているタイマーがまさしく丁度良い。