マザーボード上のコネクタを使い切りたい
PCIあるいは PCIeスロットの下に並ぶピンヘッダ達。写真左から COM、USB2.0そして USB3.0用。
この中で、USB3.0はケースのポートに接続するのが一般的。
一方、COMと USB2.0は古い規格なので、使われることは稀となった。
ただし、COMは兎も角、USB2.0は十分使用出来るし、 様々な外部機器への接続が USBに集中する今、2.0、3.0を問わず、ポート数はあればあるほど良い。
マザーボードメーカーがせっかく準備してくれているので、こちらを活用したいと思う。
そんな訳で、ここを埋めてみた。
アイネックスのUSBリアスロット2ポート
写真はアイネックスの USBリアスロット2ポートなるパーツ。内部ピンヘッダから、リアスロットへ USBポートを取り出すもの。
多くの需要は無さそうなのだが、こうした便利小物を作ってくれているアイネックスには結構お世話になっている。
気になるのは、スロットカバーに通風穴が開いていないこと。取り付けを躊躇していた理由である。
発熱対策は、小さな事の積み重ねなのだ。
シルバーストーンのPCIスロットカバーを改造
PCを数多く自作していると余ってくるパーツの一つがこれ。大抵は捨ててしまうのだが、今回は再利用する。
このシルバーストーンの PCIスロットカバーは、風が通り抜ける構造なのでお気に入り。
改造と言っても、USBコネクタ顔を出す位置の格子をニッパーで切り取るだけ。
USBリアスロット2ポートコネクタをカバーに取り付ける
パーツを組み合わせてみると、スロットカバーの格子の間にピタリとネジ位置が合ってくれる。
格子の一部を切り取ってしまったが、コネクタ自体がブリッジとなってくれるので、逆に強度は増している。
したがって、1ポート/コネクタではなく、写真のような 2ポート/コネクタのタイプが良い。
エアフローを損なうことなくUSBポートを増設
こちら側から見ると、かなりな通風面積が得られることがわかる。
一応完成。