HIOKI アナログテスター3030-10。動くモノに興味を持つ年頃。

今時、アナログ指針タイプのテスターを購入するのは物好きでしかない

HIOKI アナログテスター3030-10テスターと言えば、今やデジタル。正確だし、機能も豊富。そんな時代にアナログテスターを選ぶのは、やはり物好きとしか言えない。
ただ、世の中デジタルが主流と言えども、アナログ表示が生き残っている分野もある。例えば、自動車のスピードメーターやタコメーター。例えば、時計。

アナログ表示の方が有用である理由は様々あり、ここでは敢えて述べないが、それが求められ喜ばれる分野は間違いなくあるのだ。

と言ってみたものの、テスターを使う人達が、そこまでアナログ表示を求めている訳ではない。デジタル表示タイプのテスターは、沢山の便利機能が搭載され、圧倒的に使いやすいのだ。その使いやすさに慣れてしまうと、もはやアナログ指針タイプのテスターなど使う気になれない。
購入するにしても 2台目以降だろうか。

コイツ動くぞ。動かせるぞ

HIOKI アナログテスター3030-10 レンジセレクトスイッチ高級感もへったくれもないセレクトスイッチ。
唯一感心できる点は、ツマミがボディ表面より内側に埋め込まれていることか。埋め込まれてツマミが突起物となっていないため、意図しない外力による破損が予防されている。

セレクトスイッチの動作クリック感は決して良いモノではないが、動作は確実で、ツマミも大型なので操作し易い。

何より、操作していると言う実感があり、このテスターを購入する動機の一つとなっている。

HIOKI アナログテスター3030-10 目盛り板テスター表面積の半分を占める表示部分。
数あるハンディタイプのアナログテスターの中で、この HIOKI 3030-10は最大の面積を誇る。

テスターの 2本の端子を当て、針が瞬時に、オーバーシュートも無くピタリと目盛りに張り付く様は、見ていてとても気持ちが良いものである。

電池交換はプラスドライバが必要。予備のヒューズが内蔵されている

HIOKI アナログテスター3030-10 内部 ヒューズと電池アナログテスターの中身は抵抗器を組み込んだ電流計である。
電圧や電流を計測するだけなら、電源を必要としない。内部に組み込まれた電池は、抵抗を計るときのみに使用される。

電圧を測るつもりが、セレクタが電流計測位置になっていた。操作ミスで過剰な電流が流れテスター本体を破壊するのを防ぐため、通常テスターにはヒューズ(F0.5 AH/250V 消弧剤入り、Φ0.5X20)が組み込まれている。
滅多にやらないのだが、やってしまうとテスターが動作せず、作業を継続することが出来なくなる。予備ヒューズがテスター内部に用意されているのはとても心強い。

このテスターの販売が継続出来ている不思議

付属するケースがとても良く出来ていて、取っ手をケースの裏側に固定するとケース自体が傾斜台になる。
作業机の上で、じっくりと回路をチェックするときにとても重宝する。

電気の流れを確認するには、オームの法則の 3つの変数である 電圧、電流そして抵抗が確認出来れば大抵は事足りる。そんなシンプルな計測には打って付けのテスターで、何より針が動くのを見ていて楽しい。

こうした時代遅れと言っても良い機器は、過去もそうであったように、大きくモデルチェンジをすることはない。その分、昔から使ってい続けてきた人にとっては、手放せない一品となっている。
一方で、今からこのテスターを購入するような人は、物好きとしか言いようがない。変な人である。

未だにこのテスターの販売が継続出来ているのは、昔から使い続けて来た人と、変な人により支えられているからだと思っている。




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