市販のダンボールストッカーが柔すぎる
いつの間にか日々の食材以外のほとんどをインターネット通販で購入する生活を送るようになってしまった。
インターネット通販で商品を購入ケースが増えてくると、その梱包ダンボールが溜まって、置き場所に難儀する。多分、コロナ禍の影響もあり、ここ数年で多かれ少なかれそのような状況に陥っている人は少なくないはず。
で、その需要を狙ってか、ダンボールストッカーなる従来存在しなかった商品が販売されていて、自分も購入してみた。
ただ、小さな商品をやたらと大きなダンボールで梱包されて送られてくるケースが多く、市販の安価なダンボールストッカーでは収納しきれなくなったり、収納出来たとしても、ダンボールストッカーごと倒れてしまったりと使い勝手が悪かった。
そんな訳で、もう少し丈夫なダンボールストッカーの自作を決意した。
組み立て部品の製作
アルミ板は丸のことスライド丸のこでカット。ステンレスアングル(L3×30×30)は高速切断機でカット。あとは組み付けるためのボルト穴をあけて部品完成。
アルミ板はともかく、最近ステンレスアングルの価格がとんでもなく高騰していて、とてもじゃないけど今新たに購入して何かを作る気にはなれない。
今回使ったのは10年程前に購入ストックしていたものの一部。
鉄アングルを使う手もあるが、最近は塗装の手間を避けるため専らステンレスかアルミを使っている。
十分な収納サイズと安定感
自分が住む地域では、2週間に一度、月曜日に資源ゴミの回収に来てくれる。ストッカーのサイズは、2週間で溜まる量を十分収納できるサイズとした。
具体的には内寸で高さ370mm、奥行220mm、幅640mm。
底の 4箇所に L5×40×40のアングル製の脚を付けて安定を図る。
一応玄関に置くので表と側面のアルミ板にだけ、カーボンシートを張った。
市販品とは比較のしようが無いくらいに実用的なダンボールストッカー
資源ごみ回収場所に紐で縛ったダンボールを持って行ってわかったこと。
どうやら自分の家は一般家庭に比較してダンボールの量が多いようだ。
各家庭で資源ゴミ回収日までに溜まってくるダンボールの量に違いがあるようで、もしかしたらごく普通の家庭であれば、市販の小さなダンボールストッカーで十分なのかもしれない。
以前自分が使っていた市販のダンボールストッカーは 2枚の鋼板を前後に接続してダンボールを挟み込むような構造のものであったが、1基では足らず、左右に並べ、さらに左右を補強材で接続していた。
市販品は、軽量で且つ梱包サイズを小さくしたい為か組立式がほとんどで、どうしても安定性に欠ける。サイズ的にもかなり小型。
今回作ったような何でもポイポイ放り込めるボックス型は存在せず、使い勝手があまりにも悪かった。