机上に位置固定できる電源タップが欲しい

投稿者: | 2020/05/25

抜け止め機構付きであり、机上固定である。それだけであり、それが最大の選択理由

デスク天板に挟み込んで固定できる電源タップ サンワサプライのT-DK2320CBS

世の中は電気で動作する機器が増え続けてる。
昭和の頃は、テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』と呼ばれ、それ以外にエアコンが加わる程度だった。

で、今の時代。3個どころか、コンセントタップがいくつあっても足りません。
ちなみに机周辺の現状は、机の幕板に 8個口のタップが 1つ、両サイドに 6個口のタップがひとつづつ。最近はそれでも足りなくなってきた。

特に、USBコネクタからの充電が必要とされる機器が増え、それがコンセント不足の大きな要因となっている。
増設するたびに、これが最後と自分に念を押し言い聞かせてきたのだが、順調に機器は増えている。

で、今回、最後の増設電源タップとして選んだのが、机上に固定できるこの電源タップ。
抜け止め機構付きであり、机上固定である。それだけであり、それが最大の選択理由。

抜け止めコンセントタップの功罪

明工社の横形OA用抜け止め接地タップ

こちらは明工社の多口抜け止めタップ。

常時通電し、通電開始後、ほぼ抜き差ししない機器はこちらが適している。
一方で、思わぬ落とし穴があることを知ってほしい。

JIS C 8303によれば、抜け止め機構の無い一般の 2極コンセントの抜き差し回数は、5000回。 一方の抜け止め防止機構付きコンセントの場合、100回。 抜き差し回数が多いと予想される箇所への使用はお勧め出来ない。

抜け止め機構付き電源タップは、しっかりと刺されているが確認できるし、間違って引っ張っても抜けなくて便利。
などの理由で、こちらを選ぶのは不適切で、極一般的な用途であれば、抜け止め機構なしを推奨したい。何しろ、抜け止め機構がないコンセントタップは、国内規格品であれば、許容開閉回数(抜き差し回数)5,000回なのだ。

高いワット数の機器には2㎟の太いケーブルで

正和電工の高ワット用延長コード

大抵の電源タップは、合計 1,500Wと記載されている。で、中に使われる電線サイズは 1.25㎟。被覆は塩ビ製のVCT(ビニルキャブタイヤケーブル)で、一般的な電線の許容温度は 60℃だ。

机の下に置いてあるゲーム用 PCのフルロード時の消費電力は 800W。
ケーブルとして、許容する電力ではあるものの 800Wもの電力を流し続けるとほんのりと温かくなってくる。
これって、決して気持ちの良いものではない。

自分は、ゲーム PCへの電源供給は、別の壁埋め込みコンセントから延長ケーブルで引いている。使うケーブルは、2㎟を使った高ワット用だ。断面積が 2倍まで行かないものの、それに近く、電気抵抗の低減に、強いてはコードの発熱防止に一役買ってくれている。

ちなみに、今回購入した一番上の写真のデスク天板に挟み込んで固定できる電源タップ サンワサプライ T-DK2320CBSの電線サイズは 1.25㎟の 2芯。明工社の多口抜け止めタップは、2本が 2㎟、アース用として 0.75㎟の計 3芯。もちろん、正和電工の高ワット用延長コードは 2㎟の 2芯である。






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