ほとんど使っていなかった固定電話機が壊れた
遠隔地への通信手段が数多くある中、固定電話が使われる機会が少なくなりつつある。
ビジネスの上では、必要不可欠であっても、家庭で使うには、もはや脇役と言って良い。
ちなみに自分は、この半年間一度も家の固定電話から電話を掛けたことがない。
そして壊れた。自分の部屋に設置していた固定電話機がいつの間にか壊れていた。10年以上前から使っていたので寿命に不足はない。
そして買い換え。無くてもいいんじゃね?と考えたが、一応緊急時のために。
低機能・シンプル・安価
購入したのは、パイオニアのTF-08。2019年4月時点でのネット最安価格は 1,895円。
この商品の発売開始日は 2007年 10月。なんと 12年以上前の製品である。この価格故さすがに低機能。
これだけ長く販売を継続していると言うことは、それだけ信頼性が高い製品であると勘繰りたくなる。
ただ、コードレスではないので、椅子に座ってじっくりと長電話と言う人には向かないかもしれない。
特別な機能はなく、ワンタチッチダイヤルボタンが3つ付く。
一応、自分用メモとして登録の仕方を書いておく。
- 受話器を取る
- 登録ボタンを押す
- 登録したい電話番号を市外局番から入力する(最大 16桁)
- 登録ボタンを押す
- 登録したいワンタッチダイヤルボタン(Ⓐ、Ⓑ、Ⓒ)を押す
- 受話器を戻す
保留メロディ、キャッチホン、リダイヤル機能が付く。
電源レス動作がお気に入り
この電話機の最大の利点は、別電源を必要としないところ。
ひかり電話(光 IP電話)を契約するとレンタル機器として設置される HGW(ホームゲートウェイ)や、IP電話会社と契約する際に設置する VoIPゲートウェイの TELポートは電源の供給機能を持っていて、この電話機は それらから供給される DC−48Vで動作してくれるのだ。
電池も充電器も必要無い。
電話回線引き込み口付近は、ACアダプタやコードだらけに陥りやすく、それらを必要としないのはとても有り難い。