5(5.25)インチではないのに5(5.25)インチオープンベイ
大昔にあった、5インチフロッピーディスク向けのベイであることがその名の由来。
5インチフロッピーディスクを知らない者にとっては外形のどこにも 5インチらしき寸法が見当たらず、違和感を覚えざるを得ない。そう言う意味では、3.5インチのドライブベイもその通りなのだが、3.5インチ円盤が入っているハードディスクドライブが現在でも主流なため素直に割り切れてしまう。
5インチオープンベイの今時の用途は、光学ドライブ程度しかなく、その光学ドライブも今となっては USB接続による外付けが主流。そんな訳で、5インチオープンベイの需要は激減し、絶滅の危惧にある。
少なくなったものの、一部の PCケースは、ほぼ使うことが無いにも関わらず、5インチベイが 2段以上の製品が存在し、自分の所有する PCケースもまさかの該当。何しろ古いケースなのだ。
2段の 5インチベイは、PCケースの容積に占める割合は無視できないくらい大きく、かなり勿体ないスペース。そんな無駄なスペースを救済するお手軽パーツがこれ。アイネックス 5インチベイ小物入れである。
こういうアイテムって結構貴重で、製造中止でいつの間にか無くなってる場合がある。
そうならないうちにゲット。
小物入れとしてはジャストサイズ
ケースへの固定は、付属のネジを利用。ネジ溝のない固定穴とネジ溝のある固定穴が上下段に設けられていて、上段にある固定穴はタッピングネジを使う。タッピングネジは付属せず別途準備しなければならないが、そもそも、左右 2箇所ずつあるネジ溝付き固定穴だけで十分な固定強度がある。
有効内寸は W127×D141×H32.2mm (突起部含む)。このサイズを丁度好し考えるか否かは、人それぞれの用途による。小物入れなので、小物入れらしく、小物しか入れないためか、自分にとってはジャストサイズであった。
ケース前面パネルにジャストフィットな取り付け。ただし、PCケースによっては・・・
ケース側の標準取り付け穴をそのまま利用したところ、ジャストフィット。前面パネルと面いちとなった。PCケースによっては、奥行方向のネジ穴位置の違いにより、パネル面いちとならない場合もある。
上の写真で穴位置にスケールを当ててみたので、参考にしてほしい。