またツマラナイモノを作って・・・雲台へのカメラ固定ネジ締付工具の自作

脱着が簡単な取手(Dリング)付きカメラ固定ネジ

雲台カメラ固定ネジの色々この長さ 4.5㎜±0.2㎜のネジ部をカメラに締め込むのに最適なツールは硬貨。ちなみに現在日本国内で流通している硬貨で最も使いやすく相性が良いのは、厚さ 1.81㎜の500円玉である。

ただし、貨幣損傷等取締法貨幣に、「貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。」との記載があり、硬貨を使ってカメラ固定ネジの締緩作業する際、曲げたりすると犯罪になってしまう。そもそも、硬貨を工具代わりに使うことにも抵抗がある。

そのためもあって、追加でカメラ固定ネジを購入する場合、ツールレスで締緩できる取手(Dリング)付きネジが好んで選ばれる。そして自分もそれを選んだ。

と、ここまでが前回までのあらすじ。平和な時がしばし続いた。
・・・・
そして数ヶ月後、事件は起こった。

雲台カメラ固定ネジの破損取手(Dリング)付きカメラ固定ネジは二度と使うまいと決心したのは、写真の如く、取手(Dリング)の破損が頻発したため。事件である。

工具を用いたわけでもなく、指で何度か締緩しただけでポキポキと折れてくれやがりました。購入したこの商品がたまたま強度不足であったと思われる。が、これは完全にアウトである。このことを以て取手(Dリング)付きカメラ固定ネジに対する評価は一気に下がった。事案である。

またツマラナイモノを作ってしまった。カメラ固定ネジの締付工具を自作する

自作雲台カメラ固定ネジ用締め付け工具(キーホルダツール)結局、取手(Dリング)などに頼らず、マイナスドライバなどを使って作業するのが最も安心で確実であるとの結論に至った。

当初はコインドライバの購入も考えた。
買ったら勝ち?、買ったら負け? などと、いったいオマエは何と戦っているのかと指摘されそうなことを考えつつ、とりあえずコインドライバは大げさで何よりデカく持ち運びに不便と言うことで購入却下。で、代わりに買ったのが写真右のキーツール。
財布の中にも収納可能で、これはこれでカメラネジの締め付けには十分。しっかりとその役割を果たしてくれた。

カメラ固定ネジの中には、コインを使って緩めたり締め付けたりすることを想定し、ネジの頭の溝が丸みを持つ深さになっている製品がある。が、今では絶滅を危惧するまでに少なく、現在の主流はストレートである。

そしてこのツールは絶滅危惧種向けらしく、ネジの溝に接触する先端部分に丸みが付いている。最も、本来は車のバッテリーキャップ用のツールである。先端をカメラ固定ネジの溝にしっかり収めるには難があるのだ。

ならばと、欠点を克服するため改良を施したのが写真左。

キーツールを基にプラスとマイナスネジ用の余計な突起物を削り落とし、円弧の曲率半径を変え、丸く抉られたカメラ固定ネジの溝にも合うよう加工した。
さらに、ストレートのネジ溝用に、異なる刃幅の先を二箇所に設けた。

なかなかに使いやすかった。ただ、少し考えればすぐわかることだが、作るには部材であるキーツールを購入しなくてはならない。イニシャルコストが掛かってしまう。また、加工が煩雑(と言ってもディスクグラインダーを使って数分で終わる作業。最近ものぐさになってきている。)と言う欠点があった。

ところで、これは失敗昨。板表面をピカールで磨いてしまったのだ。指でつまみ持つと滑る滑る。(汗

自作雲台カメラ固定ネジ用締め付け工具(角ワッシャー)ツマラナイモノを作ってしまった反省を基に次に辿り着いたのがコレ。
角ワッシャーをベースにカドを削っただけのもので、コストを掛けず、且つ簡便な加工で済むのが特徴。角ワッシャはホームセンターで 2個で 120円。500円硬貨よりも掴む幅が広く力を入れやすい。ステンレス製で錆びず、強度も十分。

角のカットは対角状に二箇所。汎用性をあげるため、それぞれ刃幅を変えてある。

こうした目的がはっきりとしていて、用途が単純である細工物は作るのに工夫のし甲斐があるもので、如何にオリジナリティを出すかに専念できる。一方で手抜きもし易い。
どうやら、今回はいつの間にかオリジナリティよりも手抜きが優先されてしまったようである。何を隠そう手抜きは得意である。得意中の得意である。ご覧の有様の通りである。

自作雲台カメラ固定ネジ用締め付け工具の紛失防止財布の中に忍ばせておくのも良いが、使う時により近い場所にあったほうが便利だろうと、雲台のアクセサリ取り付け穴に装着してみた。写真はマンフロットのビデオ雲台 MVH500AH。
紛失防止が目的だ。

今のところ、このツールで脱着が出来なかったカメラ固定ネジは無い。
ただし、板の厚さが 1.5㎜とやや薄く、ネジ溝に刺したときの遊びがやや大きい。将来、1.8㎜のステンレス板の切れ端の入手機会があったら、より使いやすいツールを作り直そうかと思っている。

そして、またツマラナイモノを作り出すことに……






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